子どもの頃の輝きベースで生きていく。

人の目を見るといろんな情報がわかることが多いです。

 

嘘をつくときに、目が泳いだりします。

 

本当にうれしい時は目を見ても嬉しそうですし、本当はそんなに嬉しくないときは、表情は嬉しそうでも、目はそうじゃなかったりします。

 

目からいろんな情報がわかるのは、目が情報の入出力の出入り口になっているからです。

 

私たちは目から視覚情報として情報を受け取る一方で、言葉にしきれないニュアンスも含めて目から情報を発信しています。

 

 

子どもの時は多くの人が目を輝やかせています。

 

しかし、自分の本音や気持ち、身体の感覚などを無視したりすることで、無理やり社会という枠にあてはめることで、多くの人が大人になるにつれ、その輝きを失っていきます。

 

今回の記事は、たとえその輝きを失ってしまった人も、目の輝きを取り戻し、輝きベースで人生を生きていこうという話です。

 

 

目が輝くというのは、目の気の通りが開いていると言ってもいいです。

 

目が情報的に開く、輝いていると、結果として物理的にも目が輝いていたりします。

 

 

大人になっても目が輝いている人はいます。

 

例えば、東京海洋大学で先生もやっているさかなクンです。

 

本当に子どものころからおさかなが大好きで、その大好きの気持ちを忘れずに今も生きています。

 

それは自分に正直でまっすぐということです。

 

そして、輝きベースで生きている人は、心の中からエネルギーがあふれでていて、それが行動や言動に表れています。

 

だから、IQもあがるし、結果としてなんらかの成果も出てきます。

 

お金がもらえるからとか、何かみんなに評価されるからとかそういうのと真反対の世界観で生きています。

 

ただ単に、自分の中の輝きベースで生きています。

 

 

私たちは共同体の中でお互いに生きているので、その枠に合わせることも大事です。

 

ただ、自分の中の本音と社会の枠は合致していなかったりします。

 

そんな中でも、一方的に自分の中の本音を無理やり抑えることをせずに、自分の中の本音と社会との折り合い、バランスをとって生きているのが、大人になっても子どもの時の輝きを宿している人です。

 

 

多くの場合、大人になるにつれ、社会の枠を優先して本音を抑えて生きています。

 

なので、まずは一旦社会の枠を気にするのをやめ、輝きを取り戻していく必要があります。

 

子どもは社会のルールがあんまりわかっていないので、思ったことを正直に言葉にしています。

 

それは、目にも表れていて、純粋なことが多いです。

 

もちろん、子どもの頃から輝きを抑えていることもありますが、子どもの時の方が目が開いている、輝いている場合が多いです。

 

おしえて!なりた!【著名人が子どもの質問に答えるシリーズ:成田悠輔】 - YouTube

 

 

輝き、開き方もグラデーションがあります。

 

基本的に輝きを全開に生きている方が生命としての気持ちよさがあると思います。

 

 

大人になって閉じてしまった場合も、もともと輝きが消えたわけではないです。

 

輝きが心の奥に引っ込んでいるだけなので、それを引っ張りだしていけばいいだけです。

 

 

子どものころの夢を思い出してみてください。

 

僕の場合は、天文学者や科学者、宇宙飛行士、パイロットなどになりたかったです。

 

それが憧れでした。

 

 

人それぞれそういうものがあるはずです。

 

そうした憧れや夢を思い出してみます。

 

 

あるいは夢じゃなくても、男性の場合は乗り物に対してそういう感覚が開きやすいです。

 

映画『トップガン マーヴェリック』特別映像(トップガンへの道) - YouTube

 

トム・クルーズも目の輝きベースで生きている人です。

 

演技や乗り物が好きで正直だからこそ、CGではなく実写にこだわり、スタントマンを使わずに、自分で戦闘機も操縦しています。

 

自分が納得するまで徹底的にこだわるのは、目の輝きを大事にしていて、心のエネルギーが溢れているからです。

 

僕の場合は、ヘリコプターを操縦したことがないですが、操縦することをイメージすると開きます。

 

 

女性の場合は、お姫様とかプリンセスといったものに開くことが多いです。

 

シンデレラらディズニープリンセスの豪華共演シーン公開! 映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」特別映像 - YouTube

 

夢、憧れ、心のワクワクそういうものを呼び起こします。

 

 

人それぞれ、乗り物に限らず、いろいろとそういうものがあるので、それを探り当ててみてください。

 

 

その具体的なものが大事なのではなく、その際の体感です。

 

 

そのときの目の感覚や身体の感覚、意識状態があります。

 

一番大事なのは目です。

 

そして、そういったものを身体に貼り付けたり、纏うのも大事ですが、それだけじゃなくてその輝きベースでこれから生きていくと自分で決めることです。

 

何かするときに目が閉じようとすることは基本的にしない。

 

目が開く物事を選択していくということです。

 

 

とはいえ、社会と上手く付き合っていく必要もあります。

 

例えば、仕事があまり好きでなくて、目が閉じがちなケースもあります。

 

・心の中で納得していないことがあるから目が閉じるので、納得していないことをつぶしていく。

 

今後こういうやりたいことがあるけど、途中経過として一時的に今こうしているとか。

 

そのための経験の一部に今の経験がなっているとか。

 

 

・あるいは、その仕事全部が嫌いじゃなくても、この部分は輝くという部分を見つけてそれを大事にしていく。

 

僕の場合は、仕事柄バイクに乗るのですが、バイクに乗って運転するこの行為自体は楽しいと思っていて、それを大切にしています。

 

なんにせよ、無理やり目の輝き、心を抑えつけるのではなく、自分の目の輝き、心が納得する落としどころを見つけていくことが、社会との折り合いという意味で大切です。

 

 

社会との折り合いとは関係ない部分で、輝きベースで物事を選択してから、僕はいろいろと楽になりました。

 

無理に頑張らなくても、こっちの方が前に進むじゃんと思っています。

 

例えば、僕は数学が関係していると目の輝きが失われていきます。

 

前は頑張らなきゃという感覚が出てきたりしました。

 

今までは教養としても大事だし、苦手でも無理に数学を学ぼうとしていました。

 

それよりも目の輝く方に進んだ方がなんか上手くいっています。

 

 

目の輝きが失うのは、結局心の底で何か納得できていないことがあるのだと思います。

 

それがわかり、自分の心が納得すれば数学に限らず、何か苦手なことでもいろんなことが何か変わる気がしているので、とりあえず放置して、輝く方に進んでいます。

 

 

自分でいろいろ試してみて、輝きベースの方が進むならそれを大事にして、なんか違うなら自分でいろいろ試してみるのが一番だと思います。

 

 

ちなみに、余談ですが数学で目が輝く人もいます。

 

佐々田槙子 数学科 准教授『数学の魅力』 - YouTube

 

こういう人が数学教師だったら、数学が嫌いにならなかったかもしれないなぁと感じました。

 

この准教授に限らず、このチャンネルに出てくる数学科の先生はけっこうみんな目が輝いています。

 

よっぽど好きなんだろうなというのが伝わってきます。

 

 

この准教授のこの動画もなるほどと思いました。

 

The probability is the area / 確率は面積である Associate Professor Makiko Sasada, Mathematics - YouTube

 

 

 

輝きベースで生きていく人が社会に増えれば、戦争すらも無くなるんじゃないかと可能性を大きく感じています。