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昨日、ふと気功仲間がある人の相談に答えていたのを思い出して、そこからいろいろと勘違いしていたのに気づいたのでそれをシェアします。
ほとんどの人は、人間のさがとして無意識にそうしてしまっているようので、そこから抜ける方法の1つをこの記事で紹介することにしました。
何か月か前に、「身体が浮ついてる気がする」といったことを言っていた相談者に、気功仲間が「人間社会を猿山の延長だとして眺める意識を持つといいよ」というようなことを言っていました。
そんなことをふと昨日思い出しました。
人間社会が猿山の延長というのは、無意識のうちに社会や周りの人を何らかのヒエラルキーの序列に組み込み、自分より上か下か、その集団の中で自分がどの立ち位置にいるか気にするといったことや、ヒエラルキーの上に行きたいなどといったことが猿だけでなく人間社会でも起きているということです。
こういう視点を持つことで、自分の身体感覚や動物的な感覚につながることができ、「地に足をつけて」生活を送れるよというアドバイスでした。
人間の承認欲求とかにもつながっているよ、という話です。
で、僕自身は人間社会に対して、そういう視点が持てているから無意識に大丈夫だと思っていました。
とはいうものの、試しに手のひらの上に人間社会の縮図である猿山を作り、そこに自分が乗っているとイメージして、その自分を指でつまんで猿山の外にもっていくということをやってみました。
すると、めちゃくちゃ身体が楽になりました。
以前、へりくだりの意識というのを記事で紹介しました。
自分を相手よりも下に置く意識を持つことで、コミュニケーションが楽になり、スムースになるという話でした。
今回もへりくだりを学んだ時のように身体が楽になりました。
無意識に猿山での自分のポジショニングを気にすることで、自然体でなくなっているから身体に力が入るということでした。
世の中のほぼ全員がそうなっているみたいです。
恐らく生物として集団の中で生きていく上で必要なものとして、本能的に備わっているようです。
無意識のうちに自分を猿山のより上に持っていきたい、高いところに自分を置くというのをしているみたいです。
無意識に自分を高いところに置いたり、偉いとか思ってると気づいてから、いろいろ探ったら、情報的に6つくらいそうなってしまっている部分が見つかり、軽く半泣きでした(笑)
6つは文章で紹介しにくいですが、ブログで一番紹介しやすいのが、手の上に猿山を作るワークだったのでそれを今回シェアしました。
自分を上に持っていこうとすると、自分は安定しているから変化しなくていいという判断につながったり、現状の認識を客観視する上でバイアスがかかってしまいます。
僕もこうしたバイアスがまだまだあるかもしれないので、気を付けたいなと改めて思いました。
ということで、猿山の外に視点を持っていこうという話でした。