ミニドクターストレンジにならないか?

先日のブログ投稿のあと、『トップガン』2作連続上映を観にいきました。

 

誰もが心のどこかで不可能と思っていることを自らが身をもって可能だと証明してみせ、チームをミッション達成に導くまでの紆余曲折と克己の様が、熱かった~ (>_<)

 

それはキリストが奇跡を人々の目の前でみせるような体験なのかもしれません。

 

 

あと、階級でいうと大佐以下までしか現場に従事できないから、主人公は大佐より上の階級への昇進を断っているなどなど、軍事についての事情が学べたり、いろんな学びがつまっている映画でした。

 

 

さて、今回は映画『ドクター・ストレンジ』と関連した身体的な空間把握能力を身につけるワークを紹介します。

 

何年も前に苫米地博士がこの映画を勧めていました。

 

https://www.crank-in.net/news/48038/1

 

「多次元空間把握能力」が活性化するということでおすすめしていましたが、恐らくこれはかなり抽象度高めの能力のことを話していると思います。

 

 

今回、僕が話すのは抽象度を下げたもっと物理的な身体感覚に近い、空間把握能力の話になります。

 

普段、私たちは地球に住んでいて、地面が下にあって建物がそこから垂直に延びているという固定した画角で世界を見ています。

 

この固定した画角による感覚を自由にしていこうという話です。

 

 

3段階で身につけていきます。

 

自由にする感覚がわかるなら段階をすっ飛ばすとかも自由です。

 

1段階目は、4階建て以上の建物から1m以内の近さに立ち、そこから顔を上げ真上を見たうえで、建物の面を地面として認識します。

 

そして、実際にその建物の面を地面としてみなし、そこを建物の上の方に向かって歩いていくのをリアルにイメージします。

 

でも、実際は重力が本来の地面の方にあるけど、それに逆らっているというのは自覚して大丈夫です。

 

そのときに、電柱やこれまでの地面、空などまわりの景色もみて、90度反転した世界として認識します。

 

すると、ふだん見ている私たちの画角が固定しているという感覚に気づきます。

 

体操選手は、普段から天地がひっくり返るような動きをしているので、普通の人たちよりも画角が固定した感覚が緩んでいます。

 

 

2段階目は、壁を正面にして部屋の中で床に座ったりするなどして、下から同じように真上を見ます。

 

1段階目と同じように壁を上に歩いていき、そのまま天井も歩いて、実際の顔は上を向いているので頭の頭頂部方向にある真後ろの壁を下に向かって歩いていきます。

 

すると、1段階目よりも空間を認識するのが自由になっているのがわかります。

 

部屋中の天井、壁などあちこち歩いてみるのもありです。

 

 

3段階目は、まだ空間把握範囲の固さが残っている部分があると思うので、残りの固い部分を手で触れるなどやりやすいやり方で、固さを無くしていきます。

 

すると最終的に、上下左右360度自分の身体を動かすイメージをした時に、これまでよりもイメージがしやすくなっています。

 

ここまで自由に普段の画角から自由になると、自分が鉄棒の大車輪などの技をやっているイメージを身体感覚をもってできるようになります。

 

【世界体操】橋本大輝 鉄棒で銀<実況ハイライト>(2021年10月24日) - YouTube

 

 

 

ただ、注意点として、夜寝る時に頭のすわりがなくて、落ち着かない感じになる人もいるかもしれません。

 

もしそうなったらその時は、実際に枕で寝てみて、頭のすわる重心を見つけていき、その感覚を360度身体を少しずつずらしてみて、そのつど見つけていきます。

 

 

ということで、物理的身体感覚に近い空間把握能力を身につけ、ミニドクターストレンジになる方法でした。