これを見て、あなたは本物と偽物の違いを見分けられますか？ - 洗脳から自由になる情報空間の歩き方～身体と気の使い方～

昨日たまたまマトリックスの新作ゲームの動画を見たのですが、３DCG技術に驚かされました。

去年の年末にリリースされたデモ版です。

ゲーム自体は、冒頭から1分後くらいに始まります。

この中で、ネオ役を務めたキアヌ・リーブスとトリニティ役を務めたキャリー＝アン・モスの本物が登場します。

途中で３DCGのネオとトリニティに切り替わるのですが、最初どの時点で切り替わったのかはっきりわかりませんでした。

たぶん、最初見た時画面の大きさが小さかったのとそこまで画質を上げてなかったからというのはあると思います。

2度目は、画質を上げて画面をフルスクリーンにして、再度確認したら切り替わりのポイントがわかりましたが、それにしても大したものだと感じました。

恐らく、スマホくらい小さな画面だともっと見分けるのが難しかったと思います。

肌の質感や光に当たった時の陰影や照り具合がかなりリアルです。

爆発シーンやカーチェイスシーンも本当のマトリックスの映画みたいでした。

あと、付け加えると本物と偽物が切り替わったあとに、もう一度本物に戻るのですが、そこもけっこうわかりづらかったです。

もしかしたら、僕が見逃しているだけで、他にも切り替わりがあるのかもしれません。

上手く作られています。

動画開始から10分くらいたったところで、配信者の人が実際にキャラクターをコントローラーで動かします。

グラフィックがリアルだからか、その部分で僕は少し動画酔いしました。

VR酔いという言葉もありますが、同じような現象だと思います。

３DCGのゲーム動画はたくさんありますが、本物の俳優と偽物の３DCGキャラクターが出てきて、視聴者にとっての現実を揺らがす動画は今までなかったんじゃないかなと僕は思って、今回紹介しました。

あと、途中で現在のネオから切り替わって、若いころのネオ（キアヌ・リーブス）がしゃべる部分があるのですが、そこは多分ディープフェイクの技術を使っていると推測します。

これはTIK TOKに投稿されて話題になった偽物のトム・クルーズです。

ディープフェイクの技術で、他人の顔の上にトム・クルーズの顔を合成しています。

こちらが本物のトム・クルーズです。

左にいる方がトムですが、偽物とそんなに大きな違いはありません。

偽物の方が少し若く見えますが、本物と比較しないで偽物だけをパッと見たら、本物に見えちゃいます。

臨場感という言葉があります。

私たち人間にとってそれが現実だと感じれば、嘘であっても私たちにとってそれは本当に目の前で起きた現実となるというのが、今回の動画で実感できたのではないでしょうか？

私たちにとって目の前の現実は本当に本物なのでしょうか？