より高いところから天の気を取り込む、その前に・・・

昨日、昔習った気功の技を応用してみたら、これまでより高いところから天の気を取り込むことができました。

 

僕は元々地の気を取り込むことに関しては、得意だったので、昨日天の気を取り込めたことで、天と地のバランスが良くなった感じがします。

 

せっかくなので、天と地の気に関して何記事かにまとめてみようと思います。

 

 

天と地の気の両方のバランスがよくなることで、地に足がつきながら、情報空間を認識し操作する力もアップしていきます。

 

 

僕は、地の気と親和性がありましたが、人によっては、天の気や地の気を高いところ、深いところから取り込んでいるのに、しっかり身体にくっついてないこともあります。

 

身体にくっついてないと結構不安定になり、身体や心、情報をコントロールしたり、処理するのに苦労したりします。

 

天の気と地の気を身体にくっつけ、より高いところ、深いところからそれらの気を取り込む方法を今後何記事かに分けて紹介します。

 

 

今回は、地の気です。

 

天の気の前に、地の気なのは十分に地の気につながっていないのに、天の気につながると頭がパッパラパーになっちゃうからです。

 

お酒に酔っているみたいな感じで、現実をよく観れなくなります。

 

なので、地の気からです。

 

 

全く地の気を意図的に取り入れたことないとか、この方法ではやったことない人向けのやり方を1つ紹介します。

 

地面や床に立ち、お腹、肚を起点として、木の根っこのように足の裏を通り地球の中心に向かって自分の根っこを伸ばしていくというやり方です。

 

地の気にしても、天の気にしても最重要なのは「肚」になります。

 

部分としては、下丹田だったり、お腹のことを指しますが、特に地の気を取り込む時には、「肚」が起点になります。

 

漢字にも土がついていますし、「肚」という感じで地球の中心に根っこを伸ばしていきます。

 

地球の中心に根っこを伸ばすイメージをするときに、マントルとか核とか、地球の内部構造の臨場感があるとやりやすいです。

 

地球の内核に新たな層が存在 ~これまでの科学を覆す研究結果~ - YouTube

 

実際に地球の奥深くまで行った人がいないので、実際の構造の本当のところは全然違うものなのかもしれませんが、こうした映像でイメージを膨らませておくと、地の気に対する臨場感が出ます。

 

その上で、地殻を通って、マントルを通ってみたいに、イメージしながら地球の中心へと根っこを伸ばし、地の気を取り入れていきます。

 

家にいても裸足になってみたり、実際に外に行き砂浜とか地面や土に触れられる場所でやるのもありです。

 

 

これが1つのやり方です。

 

これで上手くいく人もいれば、この方法でも取り込みづらい人もいるかもしれません。

 

 

なので、別のやり方をすると別の側面から地の気を取り入れられる人もいると思うので、もう1つやり方を紹介します。

 

それは、動物の捕食シーンを観て、弱肉強食、食物連鎖を目の当たりにし、この世の不条理と縁起を感じながら、地の気を深めることです。

 

Youtubeとかで「ライオン 捕食」といったキーワードで検索すると、動物の捕食シーンが観れます。

 

それを観ながら不条理を感じます。

 

 

話が少しそれますが、人工知能を開発する際に、人工知能に物事や概念を教えるために、哲学の存在論が使われています。

 

そこでは、概念の情報量の大小で概念を並び替えをします。

 

下を「矛盾」で閉じ、上を仏教の概念である「空」で閉じることで、この世界のあらゆる概念を並び替えることができます。

 

矛盾というのは、ブルドックとアメリカンショートヘアの2つの要素を同時に含む存在は現実にありえないように、情報量が多すぎて存在しえない状態のことを指します。

 

詳しくはこちらの動画で解説されています。

 

2022年の飛躍に苫米地用語「抽象度」を習得しよう Dr.苫米地 2022年1月24日 - YouTube

 

 

 

自然界にも矛盾があります。

 

ライオンとシマウマが同じ場所で、仲良く平和に過ごすなんてことはありません。

 

同時に同じ場に存在したら、捕食が始まります。

 

自然界は弱肉強食の世界であり、食物連鎖の世界だからです。

 

概念の世界では、矛盾と呼びますが、この世の世界ではそれを「不条理」と呼びます。

 

映像で観ると、捕食されるシマウマやイノシシなどはライオンに食べられて、鳴いています。

 

ライオンはライオンでシマウマやヌーなどに集団で反撃されたら、死ぬことがあります。

 

なので、捕食する方も捕食される方も生きるために死に物狂いな世界です。

 

 

そして、これは本来人間の世界も同じです。

 

人間の場合は、理性があり、人道的に物事を進められるので、そこまで動物の世界ほど、露骨に不条理に直面させられるということはないかもしれません。

 

しかし、偶然に事件や事故、戦争に巻き込まれたり、病気になったり、差別にあったりして、不条理にも被害を被ったり、死んでしまうこともあります。

 

子どもの世界でも、大人の世界でも、いじめが行われることもあります。

 

ビジネスであれば、企業同士の競争があり、そこでの競争に勝つことができなければ、倒産することもあります。

 

人間だと不条理にさえ気づかないケースもあります。

 

私たちが汗水流して、働いて作り上げた利益が知らぬ間に外資に流れているなんてこともあります。

 

 

 

さて、地の気を取り入れる方法に戻ります。

 

捕食される動物に自分がなっているイメージをします。

 

その上で、この世の無常、不条理を肚、下丹田で受け入れていきます。

 

捕食される動物にとっての不条理や人間界の不条理を受け入れていきます。

 

ある程度、受け入れたら、縁起を感じ取ります。

 

自分が食べられた後に捕食する動物、ライオンだったら、ライオンの栄養の一部になり、ライオンの活動のエネルギーとして使われ、それがやがて糞や尿となり、地面の土に変わり、草や木の栄養となる、みたいに縁起を感じ取っていきます。

 

縁起を感じながら、肚から地面に根っこを生やしていきます。

 

地球の中心に伸ばさなくても、シンプルに下に伸ばすだけで大丈夫です。

 

あとは、縁起を感じながら無意識に任せておきます。

 

もし、伸ばすのに抵抗感があったら、もう少し不条理を受け止めてみてください。

 

 

まとめると

 

①捕食シーンを観て、自分が食べられている想像をする。

 

②捕食される不条理と同時に人間界の不条理を感じ、肚や下丹田で受け入れていく。

(肚と下丹田別々で受け入れるのを試してもいいかもしれません。)

 

③捕食された後の縁起を感じ取りながら、肚から地面に根っこを伸ばしていく。

(一通りやってみたら、捕食する側の視点で改めて①~③をやるのもありです。)

 

もし、1つ目の方法が上手くいかなくて、2つ目の方法で上手くいったら、改めて1つ目の方法を試すのもありです。

 

違った方法なので、違った側面から地の気を取り入れることができます。

 

 

地の気を取り入れることで、これまでと違った安定感、土台が出来上がります。

 

地に足をつけて、この世を生きていきましょう。

 

 

※ 6月13日追記

 

2つ目の方法で、肚・下丹田で不条理を受け入れると説明しました。

 

その部分をアップデートします。

 

 

肚・下丹田で不条理を消化します。

 

ジュワジュワのように消化することで、不条理をいい感じに受け入れることができます。

 

具体的な不条理の情報を少し抽象化した情報にすることができ、アップデート前のやり方より収まりがよくなります。