時間の流れがゆったりした場所
東京にいたらあんまり時間の流れを意識しませんが、時間の流れがこんなにゆったりした空間があるんだと思う場所がありました。
昨日、たまたま京都のラグジュアリーホテルに泊まっている様子を収めた映像を見たのですが、時間の流れ方がゆったりしていて、映像を見ているだけでも心が落ち着くような感じがありました。
お茶がワインボトルみたいのに入っていて、1本2万円したり、1泊15万円以上はするみたいな感じで別の国みたいな空間になっています。
まさにラグジュアリーって感じでした。
リッチな感じと日本の禅みたいなものが混ざっているような感じもしました。
10年くらい前に同じ京都にある建仁寺という禅寺に行ったことがあります。
建仁寺 The Oldest Zen Temple Kenninji
修学旅行以外で、初めて1人で京都を巡った時だった気がしますが、アマン京都の映像を見た時にその時のことも思い出しました。
枯山水の石庭が有名な場所で、畳が敷いてある広い部屋からその石庭が広がっているのが観れるのですが、「なんか落ち着く~」って感じがして、わりと長時間そこでまどろんでいました。
そういう感じがアマン京都にも広がっているようにみえました。
リッチな感じは他の場所とは違って、けっこうレベルが高くて、存分に受け取れる感じはしないのですが、いつかは行ってみたい場所に思いました。
お茶がワインボトルで出され、ワイングラスで飲むという独特なディナーの様子を見て、1つ思ったことがありました。
ワインや紅茶などは、ラグジュアリーでゆったりした感じがあるように思います。
僕は、ワインはそんなに好きでもないし、あんまり美味しいと思ったことはないです。
ただ以前、仲間にワインの世界を勧められたことがあって、いい機会な感じがして、始めてみようかなと思います。
お酒はできるだけ高くて、いいものを飲むとゲシュタルトができて、良さがわかる的なことを勧められたときに言ってて、そこはかなりしり込みするのですが、そこも含めて今度勧めてきた仲間に聞いてみます。
ワインも紅茶とか少し調べてみただけで、けっこうこだわりがある感じがして、本格的にやろうとするとけっこうお金がかかりそうな世界にも見えました。
まぁ、そういう世界もあるんだなと1つ諦めて受け入れる必要もありそうです。
修行してみるとわかる良さがあるのかもしれません。
シミュレーションは大事かもしれない。
先日の壺を売る話、まだ自分の中では頭に残っていました。
で、思い出したのが、プレゼンした起業家の人は、壺じゃないけど、壺みたいなものを売るシミュレーションは何度もしたことあるということを言っていました。
スラスラ言葉が出るのも、そういうシミュレーションもあってのことなんだろうと思いました。
「人生で壺売るなんて考えたことないでしょ? こういう挑戦が大事。」というようなことも話していました。
僕は本では営業で商品自体を売るのではなくて、お客様の未来を売るみたいなことは読んだことはあります。
ただ、それはただの知識の状態に過ぎませんでした。
実際に壺を自分が売ると想定してみたり、営業が上手な人がそれを売る様子を見て、「そういうことだったのか」と本を読んだとき以上の具体的な感触が見えてきた感じがあります。
以前、「もし自分が天皇陛下になってみたらどうするか、とかシミュレーションしてみるといいよ」というようなことを先輩気功師から聞いたことがあった記憶があります。
天皇陛下になったとしたら日本国憲法が一般的な国民以上によりリアルに感じているかも。
明日の儀式のことが頭にあるかも。
どういう景色を日々見ているのだろう?
完璧じゃなくてもそういう思考をしたら、なんとなく情報が入ってくるというのはあると思いました。
自分がやったことないことはシミュレーションしてみるのはありだなと改めて思いました。
実際の映像や小説や漫画など参考になるものはあるので、シミュレーションはしやすいと思いました。
以前、ホワイトハウスの中ってどうなっているんだろうとか、アメリカ大統領って普段何しているんだろうって、疑問に思ったことがあって、調べたことがありました。
その時は、「ホワイトハウスの中ってこうなってんだ、へぇー」とかで終わっていました。
しかし、もう少し踏み込んで大統領になったつもりで、見た方が情報の入り方が違うんだと今回の壺の件で実感しました
President Trump: 30 Hours l Interview with George Stephanopoulos l Part 1 - YouTube
大統領などを調べた時に見た映像に2日間かけてずっと大統領の横に引っ付いて記者がインタビューする映像があって、英語はよくわからない部分が多いですが、映像だけでもけっこう面白いものがあったのを思い出しました。
「昨日は眠れましたか?」とか記者が聞いてて、日本じゃこんな近くで総理大臣にずっとインタビューするのはありえないのでけっこう新鮮です。
エア・フォースワンや大統領専用車ビーストやホワイトハウスの中が映っていたりします。
第三者的な他人事視点で当時みていましたが、本当に自分が執務室のイスに座ったつもりで想像してみると、全然感覚が違います。
急に責任感みたいのを感じます。
ビーストの中から自分の支持者を見てみたりすると、自分の味方な感じがしてきます。
大統領だけじゃなくて、記者になってみるとまた感覚が違ったりします。
営業マンやホームレス、区役所の公務員、ヨーロッパの貴族、宇宙飛行士、漁師などいろいろシミュレーションしてみる価値はありそうです。
タクシーの燃料はエンジンじゃないらしい。
街中でよくみるタクシーですが、似たような車種ばかりじゃないですか?
大体少し天井の高いジャパンタクシーや一般家庭の自家用車よりカクカクした長方形みたいな車ばかりで、似たような車種ばかりなのはなんでなんだろうと調べていたら、けっこういろいろと発見がありました。
いくつか理由があって、いまではどの車でもタクシー車両として利用できるけど、2015年まで、シートサイズや後部ドアの開口面積などの保安基準など法律で規制があったという理由が1つ。
もう1つは、タクシーはLPガスが燃料で、国内だとLPガスを使った車はタクシーくらいで、車の販売市場としては小さいので、車種のラインナップが少ないということでした。
国内のメーカーだとトヨタと日産くらいしかタクシー向けに販売していないらしいです。
そもそも車って内燃機関のあるものだと、軽油かガソリンで走るものがほとんどだと思っていたので、LPガスで走るというのが驚きでした。
ちなみに、LPガスを使うのはガソリンよりも価格が安く、事業コストをその分抑えられるからというのが主な理由でした。
話が変わりますが、欧州で天然ガスパイプラインが破損したという話がありました。
そして、つい先日マレーシアのガスパイプラインも破損して、供給が削減されるというニュースも聞きました。
日本向けLNG供給に新たな課題、マレーシアが輸出削減打診ー関係者 - Bloomberg
タクシー料金が10何年ぶりに値上げされるという話も最近聞いていたので、それに加えてさらに値上げの話も出てくるかなと思いました。
と思ったら、LNGとLPG(LPガス)はこれまた違ったものらしく、それも学びになりました。
LNGはメタンとエタンを液化したもので、液化天然ガスと呼ばれていて、LPGはプロパンとブタンを液化したもので、液化石油ガスと呼ばれていて、液化されたガスという意味では共通してるけど、別のものでした。
また、LPGは石油の油田から生産されるものと天然ガス田から生産されるものと石油の精製過程(原油を熱して、ガソリンや重油などに分ける工程)で生産される3パターンに分けられるらしいです。
さらにさらに、石油とLPGは法律により民間と国家で備蓄義務があるけど、LNGには備蓄義務がないとの話でした。
だから、天然ガスの供給事情は喫緊の問題につながるというのがわかりました。
てな感じで、タクシーって似た車種ばかりなのは何でだろうという疑問から、エネルギー事情への臨場感が湧いたという話でした。
身近なことを深堀すると、想定してないところに話が行きつくこともあるというのがわかりました。
このツボをあなたはどうやって売りますか?
この壺を1万円で売るとしたら、あなたはどうやって売りますか?
骨董的価値もない、ごくごく一般的な壺です。
(フリー素材でいい感じの写真がなかったので、この写真を貼りましたが、写真はごくごく一般的な壺のイメージとしてお考え下さい。)
ある起業家が、遊び企画として、誰もお金を払って買いたくなさそうな壺を売るプレゼンをしていました。
その営業トークが、見事で今回ブログのネタにとりあげることにしました。
本当に買うというのが100%とすると、そのプレゼンを聞いた後は50%くらい、それならもしかして買うのはありかもしれないと思えました。
本当には買わない気はしますが、少なくとも心を動かすトークだと思いましたし、普通の壺を売ることなんてできないと思っていましたが、そうやったらできるかもしれないと思いました。
マジか、やられた!って感じでした。
あなたは、どうやってこの壺を売りますか?
似たような話で、「このペンをオレに売ってみろ」という話があります。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』というレオナルド・ディカプリオ主演の映画内の話です。
主人公が、誰も買わないようなクズ株を人々に売り込むトークをバカでも習得できるようにシステム化し、それで株式仲介会社を作り、組織的にクズ株を売り、金儲けをするストーリーで実話が基になっています。
とにかく金・女・ドラッグの激やば映画です(笑)
主人公のモデルになっている人が言うには、実際は映画よりもっとやばかったらしいです(笑)
セールスの極意 - 「このペンをオレに売ってみろ」 | ウルフ・オブ・ウォールストリート | Netflix Japan - YouTube
話をペンを売る話に戻しますが、ペン自体を売るのではなく、客にとってペンを買う必要性、切迫感のある状況を生み出すことで、商品を売るというのをこのシーンで見せています。
冒頭の起業家も壺自体を売ろうとはしませんでした。
壺自体には、価値がないと言ったうえで、「みなさんには、特別な体験をして頂きたい」と提案します。
聞いている私たち仮想の客に対して、「何かを買う時には意味のあるものを買いますよね?」と確認します。
「意味のあるものを繰り返し買った結果、今のあなたの人生どうでしょう?
意味のあるものを買っているにも関わらず、不満めちゃくちゃ抱えてないですか?
多くの方は幸せじゃない人生を送っていないですか?」
そう問うたうえで「全く意味のないものに対して、一度お金を使いませんか?」という提案を出します。
その後、1万円という金額に対する不安を解消するトーク、自身が意味のないものを買って経験値を得たことで成功したという体験談、壺を買うことでそれを基にSNSで人々を惹きつける話題を提供できるという壺を使った1つの活用法の提案などを訴えかけます。
要は、聞いている人それぞれに何らかの望む未来がなんとなくあって、その状況の一部に壺という商品を投げ入れることをしていたわけです。
その上で、人々の買わない理由を先回りして一個、一個潰していき、さらに買うメリットを付け加えていっています。
起業家本人は「自分でもこんなスラスラとトークするなんてビックリ」みたいなことを言っていましたが、自然で流れるようなトークでした。
トークスキルだけでなく、ブランディングも使っているように思いました。
既にある程度世間的には成功者といえるブランディングもできていたので、成立するトークでもあったようにも見えました。
部屋に入ってから、プレゼンがスタートするのですが、部屋を開けて、入る動作から既に、見る人の視線を集めている感じもあり、それも上手かったです。
起業家にしても、ペンの話にしても商品ではなく、状況を使っていました。
大きな目で社会を見渡すと、戦争という状況を作って、武器を売るなど、何らかの状況を作るというのは共通している感じがします。
商品自体を売り込むのではなく、本人にとって必要な物であろうが、不必要な物であろうが、本人の未来の状況の一部に商品を投げ込むというのはセールスの基本なのだろうと実感する出来事でした。
商品自体を売らないという話をしたうえで聞きます。
あなたはこの壺をどうやって売りますか?
眼精疲労を取ると視力が上がる?
自分では気づいていなかったのですが、一昨日、目の周りの部分を触っていたら、かなり凝っている部分があったんですよね。
あまり顔にある筋肉の名前とかほぐし方みたいなのを知らなくて、とりあえずただただほぐしていたらかなり柔らかくなっちゃいました。
ふだんわりと顔の筋肉は緊張して、固くなってて、そこを触っているだけでけっこうほぐれていくってだけで、収穫だとは思いました。
ただ、部屋の中ではあんまりわからなかったんだけど、外に出た時にかなり遠くまで細かく物が見えたのが、めちゃくちゃ驚きでした。
普段、メガネをかけているんだけど、メガネは使っていくうちに自分の視力が少し下がっていったりして、視野が多少ボケたりします。
でも、ほぐした次の日には、新品のメガネを買ったときのようにハッキリ遠くまで見通すことができちゃいました。
昔、「気功で視力回復できないんですか?」と先輩気功師に聞いたことが、あったのを思い出しました。
そのときにこんなことを教えてもらったんです。
その先輩気功師とは別の気功師が、視力回復を試してみたら、車にぶつかりそうになって、事故にあいかけたという話を聞きました。
そういうリスクはあって、目は情報の出入り口で視力回復の場合は、何か情報的なバランスを崩すのではないか、という話でした。
ただ、今回は視力回復が目的ではなくて、ただ目の周りや顔全体をほぐしていただけなので、そういう危ないことは起きませんでした。
恐らく、視力を根本的に改善するというより目に疲れが溜まっていて、本来の視力が発揮されていなかったということなんじゃないかなと思います。
目の周りや顔をほぐすのに効果があったので調べてみたら、顔まわりの筋肉の名前やほぐし方のパターンがいろいろ勉強になりました。
【寝る前5分】眼精疲労、まぶたのたるみをリンパ流して老廃物ドバドバ!睡眠の質が劇的に良くなる! - YouTube
調べてからやってみるというのが、よくあるパターンですが、やってみてから調べるというのもアリでしたね。
何も調べずにほぐした時に効果があったのは、とくに目頭と目尻の辺りでした。
動画だと、側頭筋ほぐしや目頭辺りのへこみ部分である攅竹のところでした。
雛眉筋のほぐし方は、調べてみてそういうやり方あるんだという方法でした。
興味ある人は、自分の体使って、いろいろ試してみると面白いことが見つかるかもしれません🤗
目の周りはわりと力を入れてほぐしても揉み返し的なのはなかったのですが、小頬骨筋はほぐしても、なんかどうしてもどこか固まっているので、別のアプローチが必要な感じがしました。
いろいろやってみようと思います。
リズムネタで天の気を美味しいヤミーしよう!
2人組Youtuberのスカイピースがはじめて大きめの炎上をしました。
5月くらいには炎上していたらしいです。
先週いろんな人の炎上を鎮火させてきた実績のあるヒカルとコラボしている動画を見て、僕は初めて知りました。
スカイピース、“美味しいヤミー”の炎上を謝罪 登録者減も懲りず「どんどんネタにしてもらいたい」 - ねとらぼ
スカイピースはいろいろリズムネタを動画内で披露しているらしく、その中の「美味しいヤミー、感謝感謝 (中略) ハッピースマイル!」っていうネタが、ネット上で「痛い、恥ずかしい」みたいな感じで、燃え上がったとのことでした。
リズムネタ自体、僕は面白いと思ったし、何か悪いことや事件を起こしていないのに炎上しているという珍しいパターンだなと思いました。
スカイピースのリズムネタ全集 ‼️ 美味しいヤミー感謝感謝など! - YouTube
炎上を知ったときは、「そんなんで炎上するんだ、くだらない」と思っていたのですが、昨日ふと「美味しいヤミー」のリズムネタをつぶやいてみたら、いい感じに天の気が入ってきました。
バカっぽいこともバカにできないと思いました。
僕は炎上自体はどうでもよくて、リズムネタとかリズムネタをネタにした2次創作からいい感じに天の気を浴びれるじゃん、と思って今回ブログネタとして取り上げることにしました。
以前、僕の気功仲間から「志村けんのアイーンをやってみるとアホの気が入ってくるよ。」といわれたことがあって、そのアホの気も含む天の気って感じです。
炎上から数々の2次創作ネタ祭りが始まって、謎のクリエイティビティが発揮されています(笑)
検索すると山のようにでてきます。
美味しいヤミー❗️✨🤟😁👍✨⚡️感謝❗️🙌✨🙌✨🙌感謝❗️🙌✨🙌✨🙌またいっぱい食べたいな❗️🥓🥩🍗🍖😋🍖🍴✨デリシャッ‼️🙏✨シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャッッ‼😁🙏✨😁🙏✨😁🙏✨ハッピー🌟スマイル❗️❗️❗💥✨👉😁👈✨💥
— KUN@インポスター (@roadhog_KUN) 2022年7月27日
音楽もあって、ボカロ曲の『神っぽいな』の音源を使ったMADもあります。
美味しいヤミー感謝感謝っぽいな 【コメ付き】 - YouTube
人によって、ハマるハマらないなど好みはあると思いますが、普段真面目な人ほどこういうバカっぽい気が足りてないことがあるので、バカっぽい気を時々浴びておくといい感じです。
僕は仲間にアイーンを教えてもらったとき、干からびた大地に恵みの雨が降り注いだように足りなかった気が満たされました。
小島よしおの そんなの関係ねぇ、とか他のリズムネタでもバカっぽい気が入ってくるので好みのリズムネタを見つけるのもありです。
ということで、リズムネタで天の気を美味しいヤミーしよう!、という話でした👉😁👈
ミニドクターストレンジにならないか?
先日のブログ投稿のあと、『トップガン』2作連続上映を観にいきました。
誰もが心のどこかで不可能と思っていることを自らが身をもって可能だと証明してみせ、チームをミッション達成に導くまでの紆余曲折と克己の様が、熱かった~ (>_<)
それはキリストが奇跡を人々の目の前でみせるような体験なのかもしれません。
あと、階級でいうと大佐以下までしか現場に従事できないから、主人公は大佐より上の階級への昇進を断っているなどなど、軍事についての事情が学べたり、いろんな学びがつまっている映画でした。
さて、今回は映画『ドクター・ストレンジ』と関連した身体的な空間把握能力を身につけるワークを紹介します。
何年も前に苫米地博士がこの映画を勧めていました。
https://www.crank-in.net/news/48038/1
「多次元空間把握能力」が活性化するということでおすすめしていましたが、恐らくこれはかなり抽象度高めの能力のことを話していると思います。
今回、僕が話すのは抽象度を下げたもっと物理的な身体感覚に近い、空間把握能力の話になります。
普段、私たちは地球に住んでいて、地面が下にあって建物がそこから垂直に延びているという固定した画角で世界を見ています。
この固定した画角による感覚を自由にしていこうという話です。
3段階で身につけていきます。
自由にする感覚がわかるなら段階をすっ飛ばすとかも自由です。
1段階目は、4階建て以上の建物から1m以内の近さに立ち、そこから顔を上げ真上を見たうえで、建物の面を地面として認識します。
そして、実際にその建物の面を地面としてみなし、そこを建物の上の方に向かって歩いていくのをリアルにイメージします。
でも、実際は重力が本来の地面の方にあるけど、それに逆らっているというのは自覚して大丈夫です。
そのときに、電柱やこれまでの地面、空などまわりの景色もみて、90度反転した世界として認識します。
すると、ふだん見ている私たちの画角が固定しているという感覚に気づきます。
体操選手は、普段から天地がひっくり返るような動きをしているので、普通の人たちよりも画角が固定した感覚が緩んでいます。
2段階目は、壁を正面にして部屋の中で床に座ったりするなどして、下から同じように真上を見ます。
1段階目と同じように壁を上に歩いていき、そのまま天井も歩いて、実際の顔は上を向いているので頭の頭頂部方向にある真後ろの壁を下に向かって歩いていきます。
すると、1段階目よりも空間を認識するのが自由になっているのがわかります。
部屋中の天井、壁などあちこち歩いてみるのもありです。
3段階目は、まだ空間把握範囲の固さが残っている部分があると思うので、残りの固い部分を手で触れるなどやりやすいやり方で、固さを無くしていきます。
すると最終的に、上下左右360度自分の身体を動かすイメージをした時に、これまでよりもイメージがしやすくなっています。
ここまで自由に普段の画角から自由になると、自分が鉄棒の大車輪などの技をやっているイメージを身体感覚をもってできるようになります。
【世界体操】橋本大輝 鉄棒で銀<実況ハイライト>(2021年10月24日) - YouTube
ただ、注意点として、夜寝る時に頭のすわりがなくて、落ち着かない感じになる人もいるかもしれません。
もしそうなったらその時は、実際に枕で寝てみて、頭のすわる重心を見つけていき、その感覚を360度身体を少しずつずらしてみて、そのつど見つけていきます。
ということで、物理的身体感覚に近い空間把握能力を身につけ、ミニドクターストレンジになる方法でした。